- 胃カメラ検査（胃内視鏡検査）とは
- 胃カメラを受けた方が良いとされる症状
- 当院の胃カメラ検査の特徴
- 胃カメラ検査で発見可能な病気
- 胃カメラ検査の流れ
- 胃カメラ検査前・後の注意事項
- 胃カメラ検査の費用
- よくあるご質問
胃カメラ検査（胃内視鏡検査）とは
胃カメラ検査とは、口または鼻から内視鏡を挿入し、のど・食道・胃・十二指腸の粘膜を観察する検査です。バリウム検査とは異なり、粘膜を直接観察できることから、胃バリウム検査等と比べてより詳細な情報が得られ、がんをはじめとする病気を早期に発見することが可能です。
また、粘膜を採取（生検）して病理検査を行ったり、ピロリ菌検査を行ったり、内視鏡の先端からメスを出して病変を切除したりといったことも可能です。
芦屋おく内視鏡クリニックでは、鎮静剤を用いた苦痛・恐怖心の少ない胃カメラ検査を行っています。消化器内科・内視鏡内科を専門とするクリニックとして、専門医が精度の高い検査を行います。
胃カメラを受けた方が良いとされる症状
以下のような症状がございましたら、当院での胃カメラ検査を受けることをおすすめします。
- 喉の違和感、飲み込みづらさがある
- 胃やみぞおちの痛み
- 胃の不快感、胸やけがある
- 吐き気が続いている
- ゲップが多い
- 呑酸
- 吐血があった、貧血
- 食欲不振
- 急な体重減少
- 黒い便が出た
- ピロリ菌検査で陽性だった
- 家族がピロリ菌検査で陽性だった
当院の胃カメラ検査の特徴
芦屋おく内視鏡クリニックは、消化器内科・内視鏡内科を専門とするクリニックとして、精度の高い、安心して受けられる胃カメラ検査を提供します。
鎮静剤を用いた苦痛・恐怖心の少ない胃カメラ検査
半分眠ったような状態になる鎮静剤を併用することで、苦痛や恐怖心をほとんど感じないまま胃カメラ検査を受けられます。以前に受けた胃カメラ検査が辛かったという方も、安心してご相談ください。日本消化器病学会・日本消化器内視鏡学会の専門医による精度の高い胃カメラ検査を実施
日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会でそれぞれ専門医の資格を持つ医師が、豊富な知識と経験を活かした、精度の高い胃カメラ検査を行います。最新の内視鏡システムを導入し、病変の早期発見・早期診断・低侵襲治療を実現
当院では、OLYMPUS内視鏡システム『EVIS X1』を導入しています。胃カメラ検査による病気の早期発見と早期診断、低侵襲治療へとつなげます。
女性医師による胃カメラ検査
女性患者様で、男性医師による胃カメラ検査には抵抗がある・恥ずかしいという方もいらっしゃいます。ご指定いただければ院長を含む女性医師が胃カメラ検査を担当しますので、安心してご相談ください。
＊男性医師指名も可能です。
当日予約、当日実施が可能
急にご予定があいた方など、その日に電話でご連絡いただき、その日に胃カメラ検査を行うことが可能です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。※午前診であれば前日21時以降、午後診であれば検査前6時間の絶食が必要です。
胃カメラ検査・大腸カメラ検査の同日実施が可能
胃カメラ検査に引き続いて大腸カメラ検査を受け、2つの内視鏡検査を1日で終わらせるということが可能です。検査前の食事制限、鎮静剤の使用・検査後の運転制限などが1回きりで済むため、患者様のご負担が軽くなります。
WEBまたは電話でのご予約が可能
電話はもちろん、WEBからのご予約も承っております。WEBからであれば24時間365日対応できますので、ぜひご利用ください。※当日受診を希望する場合、ご予約を早く確定させたい場合には、お電話でご連絡ください。
リカバリールームをご用意
鎮静剤を使用した場合は、検査結果説明までのお時間を専用のリカバリールームでゆっくりとお過ごしいただけます。感染対策の徹底
日本消化器内視鏡学会・日本消化器内視鏡技師会が定めるガイドラインをもとに洗浄・消毒のマニュアルを作成し、厚生労働省の承認を得た消化管内視鏡消毒装置「クリーントップＷＭ‐Ｓ」を用いた内視鏡の洗浄・消毒を行います。お仕事帰り・土日祝日の胃カメラ検査
当院での胃カメラ検査の最終開始時刻は、16:30となっています。日中がお仕事などでお忙しい方であっても、ご利用しやすくなっています。また平日だけでなく、土曜日・日曜日・祝日の胃カメラ検査も可能です。
胃カメラ検査で発見可能な病気
胃カメラ検査では、以下のような病気を早期のうちに発見することが可能です。
咽頭・のど
- 咽頭がん、咽頭ポリープ
- 喉頭がん、喉頭ポリープ、
- 声帯がん、声帯ポリープ
食道
- 食道がん、食道ポリープ
- 逆流性食道炎
- バレット食道
- 食道潰瘍
- 食道カンジダ症
- 食道粘膜下腫瘍
胃
- 胃がん、胃ポリープ
- 胃潰瘍
- 急性胃炎
- 慢性胃炎、萎縮性胃炎
- 胃アニサキス症
- 胃憩室症
- 胃梅毒
- 胃粘膜下腫瘍
十二指腸
- 十二指腸がん、十二指腸ポリープ
- 十二指腸乳頭がん
- 十二指腸潰瘍
- 十二指腸炎
疑わしい病変に対しては、組織を採取し病理検査を行い、確定診断をいたします。
胃カメラ検査の流れ
1ご予約
WEBまたはお電話でご予約ください。※当日の胃カメラ検査実施をご希望の場合には、お電話でご連絡ください。またその場合、絶食をしている必要があります。
2検査前日
検査前日、食事について制限がございます。体調を整え、お早めにお休みになるようお願いします。
食事について
夕食は21時までに、消化の良いものを、やや軽めにしてお済ませください。
水、お茶は適量摂ってくださって構いません。
内服薬について
ご不明の点がございましたらご連絡ください。
3検査当日
ご予約された時刻にお越しください。受付後、貴重品をロッカーに入れていただき、待合室でお待ちいただきます。食事について
午前診で胃カメラ検査を受ける場合、朝から絶食です。
午後診で胃カメラ検査を受ける場合には、予約時刻の6時間前までに、軽いお食事を摂ってくださっても構いません。以降、絶食です。
ずれの場合も、水・お茶は検査前までお飲みいただけます。
内服薬について
普段お飲みになっているお薬については、基本的に起床時に内服してください。
ただし、糖尿病のお薬については、検査前には飲まないようにします。
ご不明の点がございましたらご連絡ください。
4検査前処置
問診、鼻腔または喉への麻酔と、鎮静剤の投与を行います。5検査
胃カメラ検査を行っていきます。何も異常がなければ、検査は10分ほどで終わります。疑わしい病変が見つかった場合には、組織を採取します（生検）。その場合、多少時間が延びます。
6検査後
検査後は、リカバリールームで30分ほどお休みいただきます。7検査結果のご説明
その日のうちに、検査結果説明を行います。医師と画像を見ながらの説明となります。ご不明な点がございましたら、何でもお尋ねください。病理検査を行った場合、その結果については約2週間後にお伝えします。
胃カメラ検査前・後の注意事項
検査前日
- 夕食は21時までに、軽めのものでお済ませください。
- 夕食の際にはアルコールをお控えください。
- 夕食後は絶食です。水・お茶は飲んでいただけます。
検査当日
- 午前診であれば引き続き絶食、午後診であれば検査前6時間が絶食となります。
- 検査着へのお着替えはありません。締め付ける服装を避けてお越しください。
- 鎮静剤を使用する場合は、当日中の車・バイク・自転車の運転ができません。ご来院の際、お帰りの際は、徒歩か、公共交通機関またはご家族の運転する車をご利用ください。
検査後
- 鼻から通す経鼻内視鏡検査を受けた場合は、鼻を強くかまないようにしてください。
- 検査後、約1時間は飲食をお控えください。1時間が過ぎれば、まず水を少量飲んでいただき、違和感がないようでしたら食事を再開できます。
- 生検を行った場合、飲食の再開は2時間後からとしてください。また2～3日、刺激物、脂っこいもの、アルコールはお控えいただき、消化の良いものを中心に摂ってください。
胃カメラ検査の費用
| 検査内容 | 3割負担 |
|---|---|
| 胃カメラ検査のみ | 約4,000円程度 |
| ピロリ菌の検査を追加した場合 | ＋約700円 |
| 組織検査を追加した場合 | ＋約4,000円 |
よくあるご質問
胃カメラ検査は、保険が適用されるのでしょうか？
はい、基本的に保険が適用されます。ただし、症状がまったくない等、医師が検査の必要性を認められない場合には、自費診療となります。
急に予定があいたのですが、連絡してその日に胃カメラ検査を受けるということは可能ですか？
はい、可能です。ただし、最低6時間の絶食が必要です。また当日の他の患者様のご予約状況にもよりますので、まずはお電話でお問い合わせください。
以前胃カメラを飲み、大変つらい思いをしたので、なかなか踏み切れません。
医療の進歩により、内視鏡は非常に細くなっています。また当院では、ウトウトとした状態になる鎮静剤、鼻から通す経鼻内視鏡をご用意しておりますので、以前と比べると格段に楽に検査を受けられます。
ご不安な場合も、一度ご相談ください。
女性なのですが、男性医師の胃カメラ検査は緊張してしまいそうです。
女性患者様には、同じように感じられる方が少なくありません。
当院では、院長である女性医師が胃カメラ検査を行います。女性患者様でも、安心してご相談いただけます。
クリニックに滞在する時間は、だいたいどれくらいになりますか？
検査自体は、異常がなければ10分で終了します。滞在時間は、おおよそ1時間程度を目安にお考えください。