生活習慣病外来

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生活習慣病とは

生活習慣病とは、糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・高血圧症・高尿酸血症(痛風)・メタボリックシンドロームといった生活習慣や体質によって起こる慢性疾患のことです。生活習慣病は、自覚症状がほとんどありません。そのうえ、病気が進むと心臓病や脳卒中、腎臓病などの重篤な合併症を引き起こす危険性もある病気です。
症状が進行して手遅れな状態になる前に、芦屋おく内視鏡クリニックと一緒に予防していきませんか?

  • 代表的な生活習慣病疾患

    ■高血圧症
    ■脂質異常症(高脂血症)
    ■糖尿病
    ■高尿酸血症(痛風)

    このページでは、高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、高尿酸血症(痛風)について解説しております。

<高血圧症>

  • こんな生活をしていませんか?

    ・かけしょうゆ、かけソースを好む
    ・野菜や果物の摂取不足
    ・運動不足
    ・塩分が高いものをたくさん食べる
    ・タバコを吸う
    ・お酒をよく飲む

高血圧症とは

高血圧症には、本態性高血圧と二次性高血圧があり、日本人の大部分の高血圧症は本態性高血圧です。
本態性高血圧は、食塩の過剰摂取、肥満、飲酒、運動不足、ストレス、遺伝的体質などが組み合わさって起こると考えられています。なかでも日本人にとって重要なのは、塩分の過剰摂取です。

  • ●高血圧症の予防

    高血圧症の予防をするには、やはり塩分摂取の制限が不可欠です。摂取の目標値は8g未満を目指しましょう。また、高血圧症患者様においては塩分摂取量を1日6g未満にすることを強く推奨します。

  • ●高血圧症の治療方法

    基本は食事療法・運動療法です。上記の塩分摂取量を守りつつ、適度な運動を心がけましょう。それらをきちんと行っていても血圧の下がり具合が十分でなければ、薬が処方されます。

<糖尿病>

  • こんな生活をしていませんか?

    ・喉が乾いて頻繁にに水を飲む
    ・疲れやすくなる
    ・目が見えにくくなる
    ・尿から甘いにおいがする
    ・尿の回数や量が増える
    ・手がしびれる
    ・傷が化膿しやすくなる

糖尿病とは

インスリンが上手く働かないことによって、高血糖の状態が続いてしまう病気のことです。
糖尿病には、1型糖尿病と2型糖尿病があります。1型糖尿病は、自己免疫疾患などが原因でインスリン分泌細胞が破壊されるもので、インスリンの自己注射が必要です。

一方で2型は、遺伝要因に過食や運動不足などの生活習慣が重なって発症します。
全糖尿病患者の中で、1型糖尿病患者は1割程度しかおらず、その他のほとんどが2型糖尿病です。糖尿病は、自覚症状のないまま、重度の合併症が進行する病です。網膜症・腎症・神経障害の三大合併症のほか、より大きな血管の動脈硬化が進行して心臓病や脳卒中のリスクも高まります。

  • ●糖尿病の予防

    糖尿病を予防するには、「健康的な食生活」と「適度な運動」が必要です。

  • 「健康的な食生活」

    例えば、
    ・野菜を多く食べる
    ・食事は規則正しく、よく噛んで食べる
    ・甘いものやしょっぱい物を食べ過ぎない
    ・炭水化物を制限する(米・麺・パン・芋・お菓子・ケーキ・果物)
    などが挙げられます。

  • 「適度な運動」

    例えば週に3〜5回、可能なら毎日、各20〜60分間のウォーキングを行いましょう。

糖尿病の治療法

残念ながら糖尿病を完全に治すことはできません。しかし、正しい食事療法、運動療法、そしてお薬を飲むことで、上手に付き合っていくことができます。また、薬を飲まずに生活習慣の改善だけで上手にコントロールしている方も多くいらっしゃいます。

<脂質異常症(高脂血症)>

  • こんな生活をしていませんか?

    ・過食気味である
    ・肥満が気になる
    ・アルコール摂取量が多い
    ・運動不足が続いている
    ・喫煙頻度が高い
    ・糖質や脂肪分を摂り過ぎてしまう

脂質異常症とは

中性脂肪やコレステロールなどの脂質代謝が大きく下がり、血液中の脂質が多くなってしまう病気です。
もしも放置すれば、脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を引き起こす原因となります。

脂質異常症の一般的な基準値として空腹時採血で
・LDLコレステロール140ml/dL以上
・HDLコレステロール40mg/dL未満
・中性脂肪150mg/dL以上
となります。
しかし、脂質異常症の診断基準は個人によって異なるため、まずは自身の基準値を医師に確認しましょう。

  • ●脂質異常症の予防

    ・食生活を見直す
    脂身の多い肉やバター、マーガリン、クリームといった脂質の多い物を食べ過ぎないようにしましょう。

    ・運動の習慣をつける
    中性脂肪が高くなってしまうと肥満になったり、生活習慣病にかかりやすくなってしまいます。よって中性脂肪が高めの人は、日常の運動量を増やし、代謝を促す必要があります。

脂質異常症の治療法

大きく分けて3つの方法で治療を行います。治療方針としては、食事療法、運動療法、薬物療法の3つです。

  • ①食事療法

    ・1日3食、規則正しい食生活を意識する
    ・脂質の摂りすぎに注意する
    ・食物繊維を十分に摂る
    ・塩分は控える
    などが挙げられますが、具体的には医師の指示に従ってください。

  • ②運動療法

    簡単な対策としては、20〜60分間のウオーキングが挙げられます。その他、医師から指示された運動を日常の中に取り入れるようにしてください。

  • ③薬物療法

    ・コレステロール値を下げる薬剤
    ・コレステロール値と中性脂肪を下げる薬剤
    ・中性脂肪を下げる薬剤
    などのお薬を組み合わせて服用していただきます。
    しかし、根本的な問題解決は生活習慣の改善が必須ですので、併せて①②も実施をしていただく必要があります。

<高尿酸血症(痛風)>

  • こんな生活をしていませんか?

    ・あん肝、レバー、モツ等、魚の内臓を頻繁に食べる
    ・過剰にお酒を飲んでしまう
    ・野菜や海藻をほとんど食べない
    ・頻繁に暴飲暴食をしてしまう
    ・油分の多いものを頻繁に食べる
    ・水分をほとんど摂らない

高尿酸血症とは

尿酸値が7.0mg/dLを超えている場合に高尿酸血症と判断されます。高尿酸血症に前ぶれはなく、暴飲暴食をした次の日に、急に足の親ゆびのつけ根が赤く腫れて痛くなることがあります。足の親指の付け根以外に、足関節、足の甲、アキレス腱の付け根、股関節、手関節にも激痛発作が起こることがあります。

  • ●高尿酸血症の予防

    尿酸値を意識しましょう。尿酸は絶えず体の中で作られています。
    食生活を野菜中心にして尿酸が体内でできないようにし、内服薬で血中尿酸値をコントロールしましょう。そのためには、定期的な血液検査による自分の身体の状況を把握することが大切です。

  • ●高尿酸血症の治療法

    上記の対策をしながら、消炎鎮痛剤を用います。痛風発作が収まってから尿酸値をコントロールする薬を長期間処方します。

~当院で行っている検査項目一覧~

  • (1)身体計測 ⇒ 身長・体重・BMI・ウェスト周囲径測定

    (2)血圧測定(収縮期血圧・拡張期血圧)

    (3)血液検査

    [脂質]

    総コレステロール・中性脂肪・LDLコレステロール・HDLコレステロール

    [糖尿病]

    血糖値(空腹時,または食後)・ヘモグロビンA1c

    [肝機能]

    GOT(AST)・GPT(ALT)・γ-GT

    [腎機能]

    尿酸・BUN・クレアチニン

    (4)腹部CT検査

    内臓脂肪面積測定(内臓脂肪面積の正常値;100cm2未満)

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