ロタウイルス
2019.03.07
こんにちは。だんだんと暖かい日もでてきて過ごしやすくなってきましたね。
今日はロタウイルスのお話です。
流行傾向にあるロタウイルスですが、ほとんどすべての子どもが4~5歳までに感染します。
初感染であれば新生児期を除いて不顕性感染(感染していながら臨床的に確認しうる症状を示さず健康にみえる状態)はまれです。生後6か月以降2歳未満の時期に感染するともっとも重症化しやすいといわれており、入院治療を必要とする乳幼児下痢症の35~52%がロタウイルスによるものです。
従来、12~1月に流行し、冬季下痢症と呼ばれてきましたが、最近の日本での流行のピークは3~5月となっています。初冬(11月~1月)に流行するノロウイルス感染症とれ替わるようにロタウイルスの流行がみられ、ウイルス性胃腸炎として二峰性のピークを示すことが最近の日本での流行の特徴です。
また、ロタウイルス感染症では間接接触による感染が多いことから、罹患児の隔離、感染源である糞便やおむつの適切な処理、衛生的手洗い(特に、母親と医療従事者)、汚染された衣服の次亜塩素酸消毒などが徹底される必要があります。
感染には十分注意しましょう。
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